Just do it !

よく考えたあとは、やってみよう、うごいてみよう。迷うなら飛んでみよう。できると思うなら、そのまま進むほうがいい。きっと次の目的地が見えてくる。


東海道五十三次18日間ひとり歩き Day13 岡崎ー知立ー鳴海ー宮(熱田神宮) 38k

東海道五十三次 十三日目

 岡崎ー知立ー鳴海ー宮(熱田神宮)

 歩行距離 三十八キロ

 一日の歩数 五万三千歩

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早朝岡崎出発

    本日午後から東海地方が台風の暴風域に入るというので、朝五時に岡崎を出立。まだ暗い中、岡崎城の天守閣がぼんやりと薄明かりに浮かぶ。数年前に訪れたので、見学出来なかったが良しとする。

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    朝ホテルを出るときに、雨は降っていない。今日は延々と国道一号線が続く。黙々と歩く。安城、知立と来れば、ほっと一息。ここで残り二十キロだが、まだ朝八時。少し安心する。

知立宿

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    岡崎から熱田神宮までは、旧東海道と国道一号線がほぼ重なる。地図を見る回数も減り、スマホのバッテリーの持ちも良さそうだ。名鉄と国道一号線は、ほぼ平行して走っているので、万一台風の影響を受けそうな時には、電車で目的地に向かうこともできる。

    嵐の前の静けさというのだろうか。雨は霧雨程度で、かえって過ごしやすい。とにかく昼前に名古屋市内に入ろうと気合が入っているせいか、はじめのニ時間は平均時速六キロのペースで歩いた。今まで大体時速四から五キロくらいなので驚異的な速さだ。途中走れるような気がして、足と腕を走る時のように振ってみたら、そのまま走ることができた。しかし、途中でバテると困るので、また元のペースに戻す。

    知立の宿を歩いているときは、雨が降っていたが、宿を出る頃には、雨が止み、急に陽が差してきた。すると、目の前に大きな虹が現れた。はっきりくっきり。こんなにも大きな虹は久しぶりだ。

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    知立の町から出る時に、おばさんが虹が見えなかった?と聞くので、向こうに見えましたよ、と教えてあげたが、その時には跡形もなく消えていた。

    しばらく国道一号線を歩き、豊明市をひたすら北上する。

    昨日までのスローペースを一変させ、時速五キロ以上のスピードで歩いてきたため、十時過ぎには名古屋市に入った。

桶狭間古戦場

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    名古屋市に入ってすぐに、桶狭間の戦場跡の案内板が出てきた。国道から百メートルということなので、立ち寄ってみる。

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    織田信長は、今日の目的地である熱田神宮で必勝祈願をした。信長が桶狭間の勝利のお礼に奉納した信長塀が今も残っている。

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    その後、桶狭間へ向かい、奇襲攻撃を仕掛け勝利するのだが、今の桶狭間の地形を見ても、当時の桶狭間が想像できない。びっしりと建物が並び、緩やかな坂道の上ではあっても、逃げ場がない地形のようにも思えない。歴史の常だが、だいぶ脚色があるような気がする。

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    実際のところ、今川軍は宴会を行なって酔っ払いの集団になっていたという話であるから、酔っ払いの集団に対して、今川義元一人を狙って斬りかかった、というのが本当のところではないか。大将を斬れば、どのような軍でも総崩れするだろう。今川義元は、イメージと違って文武両道に優れた人物であったという意見も聞く。歴史は勝者が書いて行くから本当のところはわからない。

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    しばし桶狭間で今川義元が亡くなったという場所を心にしまい、再び桶狭間の高台から国道一号線に戻る。熱田神宮から桶狭間まではすぐだ。大軍で構えていた義元には油断があったのだろうな、と思う。桶狭間から熱田神宮までは歩いても三時間で着く。そこまで迫っていれば、信長にはもはや正攻法で攻め入る余裕もない。天の利、地の利、人の利。天地人が絶妙な塩梅で信長を後押ししたのだろう。

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    思えば今朝の四時半。突然目が覚め、出発だ、という声が聞こえた。窓の外を見ると雨は止んでいる。すぐに支度を整え、五時過ぎには出発。天気予報では、東海地方は午後から天気が大荒れだ。未だ嘗てない規模の台風だという。巻き込まれれば、身動きが取れなくなる。

    信長も突然出陣を叫び、部下の者たちが慌ててついて行く状態だったという。天地人を味方につけるためには、突然の閃きを信じる勇気が必要だ。

    信長は閃きを信じ、桶狭間からその一歩を始めた。私も夢だかなんだかわからない閃きで四時半に起き、十二時前に熱田神宮近くのホテルへ、無事到着することができた。

熱田神宮

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    時間があったので、熱田神宮に旅の無事のお礼を伝えるためにお参りをした。そして、七里の渡しの渡し場まで歩いてみた。ここから先、江戸時代は舟で渡った。三重県の桑名まで。七里の渡しというくらいだから、二十八キロある。今は橋があり道が通っている。鉄道も走っている。台風が来ているので、明日どうするかは、状況を見て決める。

七里の渡し

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    七里の渡しから、旧東海道を戻り、途中のファミマで台風に備えて夕食を買い込む。

    ホテルに戻り、預けていた荷物を受け取り、部屋に入ると、窓の外で何やら尋常でない音がする。大きな雨粒が窓を叩いている。傘もささずに外から帰ったばかりなのに。わずか三分の間に外は大荒れの天気に変わっていた。

    伊勢湾台風以来、と言われる台風の影響を全く受けずに、今日一日を無事に歩くことが出来た。

    熱田神宮よ。ありがとう。

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東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ

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